2007年8月12日日曜日

オペラ座 ラ・バヤデール

 





マリウス・プティパ「影の王国」の完全再現。この美しさは尋常ではありません。圧倒的なライティング、中間色の美しいステージ美術(エツィオ・フリジェリオ)美しく揃ったコールダンサー(スムーズなアラベスク、パンシェはただただ見とれます)、このコール・ドを作り出した、パトリス・バールに感謝!
(上記情報は、オペラ座ダンサーズ・ドリーム ASIN: B000091KTJ を参考にしています)


【キャスト】
ニキヤ   :イザベル・ゲラン
ソロール  :ローラン・イレール
ガムザッティ:エリザベート・プラテル
苦行層   :リオネル・ドラノエ
高層    :フランシス・マロヴィク
黄金の像  :ウィルフリード・ロモリ
影・ソロ  :アニエス・ルテステュ、クロチルド・ヴァエール、ナタリー・リケ


涙が出て止まりません
この演目が特に好きですヌレエフ版・オペラ座の美しさは尋常では無い事を「影たちの登場」シーンで証明していますコール・ドのレッスンも見ごたえがあります

本題ですが、
イザベル・ゲランの飽くなき追求心。「レッスンは嫌い、気持ちが乗らないから」と言いつつ「ニキアの登場」シーンのレッスンは、見事に気持ちが釘付けになります。テスマーも「今の忘れないで・・」って本当に画面から、オケと衣装を取ってもやはり、人間か・・って思わせるぐらいの迫力です。(この人のポワントは特に美しいですね!)また通し稽古での、ローラン・イレールとのやり取りは、怖い位に真剣表現者として、プロとしてこれがオペラ座の価値と言う感じを持てます。

またローラン・イレールとのインタビューで、本公演でもこういう事してるのか・・って! (やっぱりローラン・イレールって感じです)
でもみんなヌレエフの才能に対して、また指導者として尊敬していますねこれが、この時代のオペラ座の美しさですね・・って感じました

【ねたの一部】
影のコール・ドにマリ=アニエス・ジロが前列にいますやっぱりこの頃から、美しいですよ

【最後に】
イザベル・ゲランの美しさ、ローラン・イレールの粋さは全幕よりこちらですよ!
ヌレエフにとってこの「ラ・バヤデール」は特別って事が堪能できます
  

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