なんと10ヶ月ぶりの更新となりました。4DVDの、紹介も途中なのですが、本日は、 『輝ける一瞬に』 オーレリ・デュポンです・・。1エトワールのDVDとしては、あまりに美しく、面白く、『輝ける一瞬』を切り取った映像として美しいので紹介したいと思いました。最近見て終わりというDVDも多いのですが、本当に良いDVDである事が紹介する要因。前回紹介した、『ダンサーズ・ドリーム、ライモンダ』からは、少し関連性もありますので、ここで紹介させていただきたいと思います。
演目の紹介では、
椿姫、ル・パルク、白鳥の湖、そして復帰公演のライモンダです。
特にこのDVDが特典として、とってもエクストラな、「椿姫 黒のパ・ド・ドゥ」、「ル・パルク」が収められております。特に、わたしの大好きな『椿姫』は、ルグリとの素晴らしいシーンが沢山あり、感動モノ・・。オペラ座『椿姫』のDVDは2枚組を購入しましたが、このキャストで発売を望みますし、やっぱり凄いと感じます。
まずは、プロローグから
(オーレリ12歳のバレエ学校風景、ベッシー校長の直接指導風景もあります)
再演したヌレエフ版『ライモンダ』、ソロ ル・パルク
ル・パルク 白鳥の湖 群舞
マルグリットの1シーン、バスティーユの広大さが分かります
こうみると、オーレリが学生時代も比較すると、さして変化していない事に気づきますね♪
(大好きなマリ=アニエスも登場してくれています)
自らに対して厳しい
Scene:白鳥の湖 (Le Lac des cygnes‘Odette/Odile’)
このシーンも初めて見ました
本当にこの2人のDVDは、観てみたいと思います
朝の出勤、水たまりに映るガルニエの天使。(かな?)
Scene:椿姫(La Dame aux camélias‘Marguerite’)
このシーンも初めてです(以前NHK・ルグリ引退公演で少し放映されてたものと思います)
リハ (怖さですくむオーレリ、)
ルグリとの『椿姫』本番 14回衣装を変えるオーレリ
そう、赤、青、の衣装を着て舞踏会を駆け回り、男性からのプレゼントで飾り立てている
本当に、舞台裏の姿があらわに撮影されています。
時間に追われ、あの舞台での美しい姿からは想像もできないくらい・・・
白のパ・ド・ドゥでは、とても魅力的なオーレリです。美しくってうっとりです
返す返すも、この2人の『椿姫』が観てみたいですね♪
舞台がはねてからも、必死に反省と、この舞台を良くし、作り上げるこの情景
帰りのパリの街並みとオーレリの姿がメトロに消えていきます
あの華やかな舞台からの帰宅(?)
すっかり深夜のパリのオーレリの姿が、現実に引き戻す
ガルニエは13番ですね
9ヶ月後・・というテロップで・・
出産2週間前というのに・・ガルニエへ姿を現わします。
リアルな絵があります。ルフェーブルとの会話もありますが、ここでは少し控えます
Scene:ライモンダ(Raymonda title role)
5ヶ月後・・見事な迄の復帰 完璧な体に戻していました。
復帰後、マチアス・エイマンとのライモンダのリハ開始です。
この撮影から5カ月後に、マチアスは、エトワール昇進を果たしている様です。しかし・・マチアスの怪我による降板・・・苦しそうです。相手役はジョゼへ変更になっている様です。
復帰後の初舞台を迎える気持ちを、とても露わに表現している。
本番へ向けて、衣装を付けたリハから、いよいよ緊張の・・・
グラズノフの楽曲がいよいよ盛り上がり、1年以上のブランクからの復帰を果たす
ついに・・舞台へ
復帰後の練習では、足がもたない。「体力はあるのに・・・」って言葉が印象的です。ポワントを持続できなくなっている自分との戦いと、本番にかけるサポートの人の中でもがき、苦しむ姿があり、その苦しみ抜いた事を包含しての舞台のようでした。
舞台裏では、必死に次を確認する姿が・・
終了です。
ルフェーブルが労い、この舞台を作り上げた団員全員が拍手を送る。
またいつもの生活が始まる。
オーレリはここで、「早く舞台を楽しめるようになりたい」って言っています。
そう、この舞台が如何に大変だったのかが、伺えます。
Scene:ル・パルク(ANGELIN PRELJOCAJ./ Le Parc)
ルグリとのコンビネーションで創作される至高の舞台
『ル・パルク』リハ
ルグリが理解できない事に、「彼ほどのダンサーが・・」、また「こんなことで!」って・・、でもこの後、できたことでまた笑いだす2人。
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振付のアンジェラン・プレルジョカージュと、ローラン・イレールとのリハ
2009/05/15 ルグリ引退公演・・
1998/12/31 エトワール任命
ショパンのピアノソナタ3番 にのせて終了です。とても素晴らしいDVDでした。