チャイコフスキー:バレエ《くるみ割り人形》 (DECCA)
Amazonから届いてそのままに為っていましたので、やっとの事UPします。
出演: マリインスキー劇場バレエ団
形式: Color, Dolby, DTS Stereo
リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
ディスク枚数: 1
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック
DVD発売日: 2007/12/05
時間: 88 分
ASIN: B000VZTWR6
【キャスト】
ねずみの王様: ウラジミール・ポノマリョーフ
ねずみの王妃: エレーナ・バジェーノア
マーシャ: イリーナ・ゴールプ
フリッツ: アントン・ルコーフキン
ドロッセルマイヤー: アントン・アダシンスキー
くるみ割り人形: アレクサンドル・クリコフ
王子になったくるみ割り人形: レオニード・サラファーノフ
乳母: ナターリャ・スヴェーシニコワ
コック: イーゴリ・ペトローフ
2人の台所のメイド: タチヤーナ・ゴリュノア、イルミラ・バガウトゥジーノア
昆虫男: エドゥアルド・グーセフ
ねずみの枢機卿: アンドレイ・ヤーコブレフ
雪の女王: エカテリーナ・コンダウーロワ
くるみ割り人形の姉妹達: エレーナ・アンドローソワ、ダーリャ・ヴァスネツォーワ
エカテリーナ・ペチナ、ダーリャ・スホルーコワ
こんぺい糖の精: オーリガ・バリンスカヤ
ここから始まります。
聞きなれた、とっても良い音です。
【第1幕 第1場】
なんと楽しいにぎにぎしい始まりでしょうか。初めてかも、こんな徹底したおとぎの国的なくるみ。
ドロッセルマイヤーは準備したうちの1つのプレゼント 「くるみ割り人形」・・人気なし!
シュタールバウム家の人々が台所から出て行くと、ねずみが姿を現し、祝宴開始
仕切りはねずみの枢機卿・グリズリュー。不意にドロッセルマイヤーがくるみ割り人形を持って現れる。
【幕間 シュタールバウムの衣装部屋】
クリスマスパーティの準備でドレッシングルームでもマーシャは嫌われ、脇に追い出される
着替えを済まし、いざパーティ・・!
【第2場 クリスマス・パーティ】
ドロッセルマイヤーは皆にプレゼントを渡す
マーシャは引き取り手の無いくるみ割り人形の魅力を感じとり、大好きに為ってしまっている
一方ダンスに夢中になっているシュタールバウム老人は靴を無くしてしまう
【幕間 ワインセラー ~ 転換】
ワインセラーを通り、来客たちが雪夜へそぞろ帰途につく
マーシャは夜中、気になっていたくるみ割り人形を観に、こっそり客間へ
おじいさんの大きな時計が12時を打ち鳴らす
その時、夜会用正装のねずみを見てしまい、ショックで気絶
【第3場 戦い】
気が付くととてつもなく広い客間を見て驚き、マーシャは自分の大きさを把握する
ねずみの王様の登場で集結する大群。じっとしているマーシャは動けないでいる。
フリッツにそっくりなねずみまで・・・
くるみ割り人形の味方の兵隊がファンファーレを鳴らし、戦いが開始される
ねずみの王様は、王妃と2人の子供たちと、プライドを捨てて、ドロッセルマイヤーのかつらへ逃げ込む。
・・が、いつものパターンで隙をついて、くるみ割り人形はとどめを打つ。
ねずみの王様はマーシャに負けを認め、マントを授けてしまう
マーシャとくるみ割り人形は、おじいさんの靴に乗って飛び立つ
【第4場 吹雪】
雪が降り始め、マーシャとくるみ割り人形は旅を中断。ちょうど教会の前で、でもそこは荒れ果てた場所 。マーシャは雪の精と一緒に踊るが、どんどん早くなる踊りは、マーシャの命を危うくする
気を失った危機的状況で、ドロッセルマイヤーは嵐を止める
【第2幕 第1場 お菓子の店】
マーシャとくるみ割り人形はお菓子の国へ・・
でも甘いものに目がないハエ・ハチが群がっている
でも大丈夫、歯医者さんも準備万端待機状態。
こんぺい糖とくるみ割り人形の4人姉妹が2人にあいさつ
突然、昆虫男が襲い掛かって来るが、上手く追う払っている
ディヴェルティスマンが始まりますが、今日はここまでにしておきます(ダウン!)
2007年12月29日土曜日
2007年11月24日土曜日
ジュエルズ
ジョージバランシン作
・・JEWELS・・ パリオペラ座のメディアがやっと着きました。
Emeralds
Clairemarie Osta/Laëtitia Pujol/Mathieu Ganio/Kader Belarbi
Nolwenn Daniel/Eleonora Abbagnato/Emmanuel Thibault
Rubies
Aurélie Dupont/Alessio Carbone/Marie-Agnès Gillot
Diamonds
Agnès Letestu/Jean-Guillaume Bart/Isabelle Ciaravola/Emilie Cozette
この大変美しいタイトルからの始まりです
まずは、全体のサマリーを記載します
Emeralds
- 音楽: ガブリエル・フォーレ「ペレアスとメリザント」、付属音楽「シャイロック」よる抜粋
(前奏曲~糸を紡ぐ女~シシリエンヌ~幕間の音楽~祝婚曲~ノクターン~終曲~メリザントの死) - コメント: 「台本が失われた19世紀のバレエのよう」と表現される。8つのパートからなり2組の男女のペア
女性2人と男性1人のトリオ(Nolwenn Daniel/Eleonora Abbagnato/Emmanuel Thibault)
コールドは女性10人で構成される。
「糸を紡ぐ女」にのせた優美な第1バリアシオン(Laëtitia Pujol/Mathieu Ganio)はなんとも美しい
「シシリエンヌ」の第2バリアシオン(Clairemarie Osta/Kader Belarbi )は気着心地の良い音楽に載せたダンス - エメラルドは、気品のあるバレエが美しいフォーメーションで展開されます。特にパリ・オペラ座のセンスが光る演目ではないでしょうか 。但し、私的には、クレールマリが余り好みではないし、彼女はできる限り避けるようにDVD等を買ってきていますが、その辺が少し残念に思われます。でもその部分を補っても余りある、美しさは実際、始めて全編で観た演目として、大変感動的な導入です。この後続くルビーに♪
Rubies
- 音楽: イーゴリ・ストラビンスキー「ピアノと管弦楽の為のカプリッチョ」
- コメント: 第1部エメラルドとは対照的に活力漲るパフォーマンスが次々に展開される。
メインとなる1組の男女(Aurélie Dupont/Alessio Carbone)、女性ソリスト(Marie-Agnès Gillot )、コールドは女性8人と男性4人。 男性を従える存在感で迫り来る - ルビーは昨年のマリインスキー劇場「ヴィシニューワのすべて」の初見から何となく淫靡な世界観を持っていると感じていましたが、オーレリーのルビーは割りに明るい世界観を、フランス的な開放感を感じています
違いよりも、オペラ座のルビーの気品とジロのダイナミズムに見せられっ放しです
3部の中で、一番好きです。本当に美しい♪
Diamonds
- 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー「交響曲第3番ニ長調「ポーランド」第2~5楽章」
- コメント:帝政ロシアのサンクトペテルブルグにタイムスリップしたような第3部
Agnès Letestu/Jean-Guillaume Bartは、オペラ座を代表するエトワールである事を証明している。 - チャイコフスキーの楽曲にのり、技法そのほかプチィパの進化系をみせていただきました。この中では、「新古典派」と言う言葉が使われています。
それぞれの始まり・・
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マチューとレティシア (とってもかわいらしいレティシアが、まさかのジュエルズ・・でもエメラルドでよかったと思います。私的にとっても好きなバレリーナなので、あまり色が付いて欲しくないなんて思っていますが、今回はとっても素敵でした)
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最高に美しいマリアニエスです。 バランシンがもし生存していたら、彼女の為に作品を創作して欲しい位に、エロチックさ、正確さ、感情の起伏が表現できるバレリーナだと思います♪
オーレリは相変わらず美しいし、ダンスも綺麗ですが、ルビーの本当に淫靡な役回りには少し疑問を感じます。
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アニエスとジャン は、空中を飛んでいるかの様に、息がピッタリ合っていて素敵♪
オーレリは相変わらず美しいし、ダンスも綺麗ですが、ルビーの本当に淫靡な役回りには少し疑問を感じます。
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アニエスとジャン は、空中を飛んでいるかの様に、息がピッタリ合っていて素敵♪
10分36秒のPDDは感動もの
バランシンのフォーメーションは、ジュエルズだけではなく、本当に1回1回が美しいです。
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バランシンのフォーメーションは、ジュエルズだけではなく、本当に1回1回が美しいです。
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Brigitte Lefèvre 氏が言っていますが、世界で3番目に公演できたことを大変喜んでおられます。
それぞれの幕の解説を、この映像でしていただけています。これは見る価値ありますね♪
また、バランシン財団バーバラ・ホーガンの言葉で、3つの「ジュエルズ」について言及しています
- 第1に、バランシン・ジュエルズ (音楽家としてのバランシン)
- 第2に、宝石の様なバレリーナ達とオペラ座への祝福 (他のバレエ団の解釈とその様子)
(これはNYCBとは違い(マリインスキーも含めて、)ダイヤモンドを魅せれる力に感謝しているようですね) - 第3に、宝石箱の様なガルニエ宮(劇場の歴史) 等です
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このDVDには、「バランシン フォーエバー」という特典映像が付いていますが、その中の興味深い映像が多く在ります。まずはこの中を理解してから観ると、一層の美しさで観ることができますね。特にクリスチャン・ラクロワとバランシンなど、大変興味深い内容となっています。
特典映像:ドキュメンタリー「ジョージ・バランシン・フォーエバー」
インタビュー:バーバラ・ホーガン(バランシン・トラスト)、ブリジット・ルフェーブル
クリスチャン・ラクロワ、レティシア・プジョル、クレールマリ・オスタ
オーレリ・デュポン、アニエス・ルテステュ、マリ=アニエス・ジロ
時刻:
21:11:00
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